3月12日

朝子は、他の子が遊んでいるところがものすごく気になるようです。公園で遊んでいるときに、小学生ぐらいの子が楽しそうに遊んでいると、自分の遊んでいたことをそっちのけで、それをじっと見つめています。ただ、その輪に積極的に入っていこうとはしません。幼稚園でもそういうところがあるようで、他の子たちが楽しそうに遊んでいるのを外から眺めていることがあるようです。まあ、もとからその輪の中に入っているときはそういうことはないようですが。

恭子は、「いやだ」が口癖で、すぐ「いやだ」といいます。朝子が恭子の持っているものを貸してほしくて、「貸して」と頼んでも、まず、「いやだ」といって断ります。何度か頼んでいると、そのうち「いいよ」といって渡しています。この二人のやり取りを見ていると笑えます。

修平は、寝返って戻ることができるようになり、カーペットの上に寝転がせると一人でうなりながらごろごろしています。

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